睡眠文化研究会
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2012年3月より、東京御茶ノ水に睡眠に関する
ライブラリーをオープンしました。
科学・文化の両面から多角的に睡眠を考える
ことができるよう選書しました。
住所: 〒101-0021 東京都千代田区外神田2-1-2 東進ビル本館402号

JR御茶ノ水駅の御茶ノ水橋口(聖橋口と反対)から徒歩5分。
地下鉄丸の内線御茶ノ水駅から徒歩3分。
神田川沿いのビルの中二階で、外堀通りをはさんで向かいは湯島聖堂です。

開館日: 毎週水曜日 10時~19時
毎月第3土曜日 10時~17時
臨時休館の場合もあります。その際は、事前に睡眠文化研究会の facebookページに告知します。
毎月第3土曜の14時~16時は、図書の紹介イベント「眠りの カタリエ」が開催されることがあります。
定期開館日以外のご来館希望は、メール(info@sleepculture.net)・電話(080−5007−2464)でご相談ください。
利用方法: 閲覧のみ
利用料金: 無料

【ライブラリー蔵書紹介】

ライブラリーの一部のご紹介


風俗・習慣 | 睡眠行動睡眠環境芸術
 ■ 風俗・習慣
『江戸老いの文化』 『江戸老いの文化』 立川昭二著/筑摩書房

音楽がいかに睡眠に影響するかについて、江戸時代からすでに知られていたのです。病いとはどのようにつきあったのか。いかに健康に、いかに老後を楽しむことができるかに主眼をおいていた江戸の人たちが、日頃病いとどのように付き合い、どのように養生していたかがわかりやすく書かれた一冊。

『寝姿ものがたり』 『寝姿ものがたり』 葉山美知子著/文芸社

12世紀以降、中世を通して盛んに制作された絵巻物に描かれた30の寝姿に初めてスポットを当て、登場人物の思いと暮しぶりを情趣豊かに綴った随筆集。絵巻物に描かれた彼らの寝姿を通して、睡眠という行為に対する人々の認識や様式の変化をたどってゆくというおもしろい試みである。

『遅刻の誕生』 『遅刻の誕生』 橋本毅彦/栗山茂久編著/三元社

起床時刻や睡眠時間。今や当たり前に口にする60分は1時間という概念も、明治6年1月1日に採用された太陽暦の導入から始まっている。不定時法から定時法へと転換した日本。工場などにおける時間規律の導入によって、人々の生活がどのように変わっていったのか、現在にいたるまでの 時間意識の変遷がわかる一冊。


『下着の誕生』 『下着の誕生』 戸矢理衣奈著/講談社選書メチエ

産業革命、消費社会の到来など、未曾有の社会変動を被ったイギリス・ヴィクトリア朝。旅行・自転車など、数々のブームに沸くなか下着もまた激変した。コルセットから健康下着への変化や今日では快適な睡眠のための道具としての機能を追及される「ねまき」のヨーロッパでの成り立ちにもふれた一冊。


 ■ 睡眠行動


『昼寝のすすめ』 『昼寝のすすめ』 井上昌次郎監修/家の光協会

ともすればマイナスイメージが先行する昼寝を切り口に睡眠のメカニズムをわかりやすく解説した一冊。監修者である井上氏は、睡眠の重要性が注目されサマータイムの復活の声も上がっている現代こそ、眠り方や睡眠時間の多様性が見直されるべきと語っている。

『動物たちはなぜ眠るのか』 『動物たちはなぜ眠るのか』 井上昌次郎著/丸善ブックス

39種の野生動物が自然の生息環境で眠っている様子を収録した写真集。動物ごとの眠りの特徴が解説されている。著者は執筆の目的の一つとして、動物たちの多彩な睡眠様式が、睡眠の多様性を理解する助けになればと語っている。

『眠りと夢のメカニズム』 『眠りと夢のメカニズム』 堀忠雄著/ソフトバンククリエイティブ

睡眠のメカニズムの基本から夢を見るしくみが、最新の睡眠科学をもとにくわしく解説し、睡眠と学習効果との関係や、仮眠の効用、金縛りや睡眠遊行(夢遊病)など身近な睡眠時の行動についてもやさしくまとめられている。

『スリープウォッチャー』 『スリープウォッチャー』 W・C・デメント著/大熊輝夫訳/みすず書房

快適な眠りの大切さを説く簡潔で読みやすい睡眠のガイドブック。表題の『睡眠観察者』の通り、著者は観察によりさまざまな睡眠の状態を見つけてきた睡眠研究の第一人者である。東京の地下鉄で乗客の半分以上が眠っている姿を観察し、日本は睡眠不足社会とも評する。


 ■ 睡眠環境


『夜は暗くてはいけないか』 『夜は暗くてはいけないか』 乾正雄著/朝日選書

「明るい」ことはよいことか?より人間らしい思考・生活のできる明るさ、暗さとは?日本と北ヨーロッパの芸術作品や現存する建築物の比較、ビルと照明の歴史などを通して提唱する暗さの再評価論。

『夜の中世史』 『夜の中世史』 ジャン・ヴェルドン著/原書房

中世ヨーロッパでは夜は悪魔の領域、眠りは死と結びついていた。人々が夜を、闇をどのようにとらえ、昼と夜の生活をどのように送っていたのか。電灯によって24時間活動する現代社会を見つめなおすきっかけになりそうな一冊。

『個人空間の誕生 食卓・家屋・劇場・世界』 『個人空間の誕生 食卓・家屋・劇場・世界』
 イーフー・トゥアン著/阿部一訳/せりか書房

広間での雑居状態から、私室での眠りへ。このような変化が近代の始まりとともにほぼ同時に起こった。家族が個室へと引きこもり始めたことや、音や香りよりも視覚が重視されるようになったのも16世紀終り。こうした空間の個別化にともない、ヨーロッパ近代人が誕生した。

『ぼくが眠って考えたこと』 『ぼくが眠って考えたこと』 藤原智美著/エクスナレッジ

作家・藤原智美が、カプセルホテル、睡眠クリニック、ネットカフェ、飛行機のファーストクラス、ホームレスのブルーシートハウスなど、現代を象徴する14ヶ所の「寝床」を訪ね歩き、実際に「眠って考えたこと」を綴ったルポ。後半部分では、現代人の睡眠問題を鋭い筆致で浮き彫りにしている。

『インテリアデザインへの招待』 『インテリアデザインへの招待』 沢田知子著/彰国社

特定の家具が行動を決める洋室と目的に応じてしつらえる和室。そして、西洋人にとって安全でやすらげるベッドという空間こそ、究極のリラックスルームだった。日本と西洋の部屋の成り立ちの違いを考えつつ、そこに生活する人たちの暮らし方を再検証した一冊。

『地球家族』 『地球家族』 マテリアルワールドプロジェクト/TOTO 出版

世界30カ国の普通の生活を送る家族とその家財道具を写した写真集。家財道具の量の違いを見ると、寝室がかつて家の役割の本質、家イコール寝室だったことを改めて考えさせる。


 ■ 芸術


『メアリー・スミス』 『メアリー・スミス』 アンドレア・ユーレン著/千葉茂樹訳/光村教育図書

主人公メアリー・スミスは〝起し屋〟。目覚まし時計が誕生する以前、20世紀初頭のイギリスに実際に存在した職業である。豆を飛ばしたり、長い棹で窓ガラスをコツコツと叩いたりして、契約者の工場労働者の起床を促していた。「睡眠文化」を知ることのできる絵本。

『眠り島』 別役実著/白水社

かつて単なる島の診療所だった施設が、五万人の昏睡患者を収容するに至って、その維持費の高騰から存続があやうくなる。“眠り”を産業としている島民の思惑と願いも空しく“意識のない眠り”は、殺されることに。

『自動起床装置』 『自動起床装置』 辺見 庸著/文芸春秋

通信社の宿泊センターで社員を決められた時間に起すのが仕事の"起こし屋"聡。彼の前に現れた自動起床装置。眠りと目覚めを強制的に区分けする新型機器に対して、目覚めは眠りに入るのと同じくらいデリケートなのに、と対抗するが。

『夢の城』 『夢の城』 ミッシェル・ジュヴェ著/北浜邦夫訳/紀伊国屋書店

睡眠研究に携わる「私」は、ある日不思議な日誌を偶然見つける。そこには、近代科学が花開いた18世紀ヨーロッパで、"夢みる脳"の謎に取りつかれた一人の貴族の冒険が記されていた。著者のミッシェル・ジュヴェーは、フランス人脳生理学者で、1959年、レム睡眠中の骨格筋の脱力現象を発見した睡眠研究者。

『アインシュタインの夢』 『アインシュタインの夢』 アラン・ライトマン著/朝倉久志訳/早川書房

「時間」にとりつかれていたアインシュタインが見たかもしれない30の夢の話。その中に一編、本当にアインシュタインが見た夢が入っているとか。

『羊を数えて眠る本』

『羊を数えて眠る本』 ブライアン・ログウッド著/二見書房

眠れない夜の定番。実写に近いモノクロのイラストが素朴な味わいの絵本。途中、羊の数を聞いてくるページもあってなかなか眠らせてくれない一冊。

『ねむたくなった』 『ねむたくなった』 ジェーン・R・ハワード作/あかね書房

作者がなかなか寝つかない娘を心地よい眠りにさそう本としてプレゼントしたという一冊。眺めているだけで心和むが、動物たちのさまざまなスリーピングスタイルも知ることができる。


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